満足度★★★
ブリットは、マックイーンですよ
客席は若い女性で一杯だった。
若い4人の俳優がテンション高い演技をし、何をしても、若い女性たちは大笑いをする。
作品の知識がなかったのでそういう舞台かと思ったら、突然、物語はブラックになった。
恐らく多くの観客は、俳優目当てなのだろうけれど、俳優たちは、人気に溺れてはいないと思った。 演技も台詞もしっかりしていて、好感を持った。
冒頭、若い刑事役の俳優が、刑事が主役の映画の題名と主演俳優をいくつか上げた。
ところが、最初を間違えた。
「フレンチコネクションの主役をスティーブ・マックイーン、ブリットの主役をジーン・ハックマン」と言った。
逆である。 どちらも、我々世代では、代表的な刑事映画。
間違ってはいけない。 まあ、客席を埋める若い女性は気がつかなかっただろうけれど。