満足度★★★★★
やっぱり岸田理生作品は素晴らしい・・
戯曲、役者とも素晴らしかったように思いました。
瑠々と言うと・・・・
自分は、ヴェデキント云々というよりかは、
森茉莉の「マドゥモァゼル・ルウルウ」
(少女趣味な感じがして自分はこの人の作品をほとんど持ってないのですが、
この宇野亜喜良画の薔薇十字社版を底本とした河出の本だけは、
凝った装丁が面白かったこともあり、持っているので
を思い出すのですが、
こういった岸田理生作品の天衣無縫で幻想的なファム・ファタル像は、
やはり時代を経てもなお素晴らしいと思います・・。
この作品の上演は26年間まったく無いこともあり(自分も初演を観てません
今回の公演はかなり貴重な機会なのではないかな、と。