満足度★★★★
確かに「異色作」60年代のモノクロ日本映画(それも東映や日活ではなく大映か東宝?)的なニオイで進行しつつ、結末は70年代アメリカン・ニューシネマ風。混乱期をとにかく生き抜こうとする=生きるためには手段を選ばない人々のザラリとした物語が次第に悲劇に転じて行く切なさよ。初演に比べてややマイルドにしたというラストもイイ感じ。
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2012/06/26 18:54
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