満足度★★★
歴史劇は遠くにあった松たか子の大熱演、山崎一のユーモラスな人物解釈が印象に残る。3時間を超える長い芝居で、後半集中力がとぎれてしまう。ジャンヌ・ダルクものといえば、キリスト教信仰とフランス民族精神の高揚という主題がつきものだが、物語の世界は僕にははるかに遠く感じられ、こちら側に引き寄せて味わうだけの普遍的魅力を見つけ出すことができなかった。
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2007/02/16 00:33
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