満足度★★★★
ロロ主宰&JACROW代表 演出作品
え~。
縁ありまして、ロリロリチラシを一目して「こりゃ観ねーな」な芝居を観ることに。
間違いなく自分の娘くらいの「女優の卵さん」の芝居を最前列で(座席指定なの 泣)。
小・中・高校生に将棋囲碁を教えてるからか、ほとんど保護者感覚。
ハラハラドキドキ・・・でも目は優しい、みたいな。
こりゃモノホンの「お父ちゃん」だね。ヤバいよね。
まずは、ロロ主宰三浦直之さん演出の『チェリーボンボン』。
本当に、学芸会・文化祭を観ているような。
ただただ可愛いんだ、これが。
秋元伊織さん。
もうヤバいくらいにイイ!
剛力彩芽と志田未来を、足して「0.7」で割ったくらい可愛いんだよなあ。
リズム感をさらに磨けば、良い女優さんになると思うなあ。
『チェリーボンボン』という作品については、ものすごく公演を重ねれば良くなるだろうな、って感じ。
やっぱ、ロ字ックのお姉さま方の女子学生っぷりには完敗だよね。
でも、かわいい。
次いでJACROW代表中村暢明さん演出の『春の日』。
まず冒頭が、すっごくイイんだよなあ。
坪井文さんの脚本と中村さんの演出、どちらの作業かは知る由もないんだけど・・・「14歳」という年齢を、そして女優さんたちをうまく表現・紹介してるんだよねぇ。。。
照明の使い方、セリフの言わせ方・・・演出がとっても良かった。
話の内容・演技のレベルともに、今のところは、こっちが上。
飯田杏実さんの「この子は、舞台で光るな」って雰囲気がイイ。
水谷彩咲さん。ピュアって言葉が陳腐なくらい透きとおってる美人。
6人の女優さん、皆さん良かったと思います(ま、手放しで褒めてるわけじゃないんだけど)。
話も、ベタっぽい感じなんだけど、それだけじゃないような。
ラストの言葉、これはしみる。
女優の卵たちを青田刈り感覚で観るもよし。
中学生時代の生意気さ&もろさを懐かしみ、恥ずかしがるもよし。
ただただ可愛い女の子を観るもよし。
こういう公演もたまにはよろしいのではないでしょうか。。。
「その瞬間だけに放つ輝きを、彼女達自身は知らない。 その瞬間は二度と戻らない。」という説明文の文章。もし、この世代の子たちとの触れ合いがない方は、この文章を胸に観ると、いつも観ている芝居とはちょっと違う視線で観劇できるのではないでしょうか。