キツネの嫁入り 公演情報 青☆組「キツネの嫁入り」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    夢の中にいるよう。
    席についた瞬間から、雰囲気が違う。
    光と香りで次第に遠くへ誘われる感覚があり、おやっと思った瞬間に物語が始まる。
    登場人物一人ひとりの描写が非常に丁寧で、柔らかな心情の変化を存分に感じられました。

    語りの中で切なくなったり恐ろしく思ったり…
    昔話であり、ファンタジーであり、日常でもあり
    色々な要素がちりばめられた素敵な舞台でした。

    機会があればまた観たいなと思います。

    ネタバレBOX

    福寿氏が演じる椿の心の強さ、全てを受け入れる母・光子の安心感、
    紅子の激しさ
    桃子のしたたかさとその執念。

    形のさまざまな弱さや脆さを抱え狼狽えるばかりの男性陣と違い、はっきりとした守るもの・確固たる己の欲を持った女性陣の強いこと強いこと、恐ろしいこと。

    何時の時代もどこの世界も男は弱く女は強いのだなぁと思ってしまった。

    0

    2012/05/27 14:18

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大