満足度★
これが初日の醍醐味?
いろいろと段取りが悪く、結局3時間半ほどにもなった。
野外テントで海風は寒く、硬いベンチに茣蓙を敷いた椅子で観劇という辛い状況だった。
役者たちはセリフは入っていないし、喋り方もちゃんと演出されているのかと首をひねるほど。
セット組み換えの幕間はダレるばかり。
これが初日の醍醐味だというのだろうか。少しならば、ご愛嬌。こんなこともあるさと思えるが、ここまで来るとやる気はあるのかと問いたくなる。
肝心の作品も、作者か演出か誰かが入れたいものを取り入れてみただけのものになっていた。
作品内容の理解やその上での表現というものを考えたことがあるのだろうか。
私自身、テント芝居を生で観るのは初めてなので、「作品内容など考えるものではない。辛い状況で観ることを楽しむのがテント芝居なのだ」とでも言われたら返す言葉はない。