満足度★★★★
ユニーク 一風変わった入り方をすると思ったら、SF的なテンションなのかも知れない。いずれにせよ、其処から本質的なものを紡ぎだす力は抜群だ。また、深刻な問題を扱いながらドライなタッチと運びで観客を感動させるようなシーンに引っ張ってゆく構成力、その時の音楽の使い方の上手いこと。更に、これだけ深刻な問題を扱いながら、軽味を併せ持っている所など、相当な器用さを感じさせる。役者たちの力演も称賛に値する。美術もかなり凝っており、用いられるジョークもシナリオに上手く入り込んで効果を上げている。面白い舞台であった。
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2012/05/18 01:38
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