満足度★★★★
楽しめました☆
北京蝶々はシアタートラムでの 前作「パラリンピックレコード」も観ましたが、
今回は関西のぬいぐるみハンターの池亀三太くんの演出。
ぬいぐるみハンターさんも一度観ているので、期待感ありありの舞台だったんだけど・・
船をチャーターしカジノ船にして200海里の外で合法的にカジノにしてしまうというお話。
そのベースにあるのはカステラとちゃんぽんしかない長崎に対する善・悪の両面から描いています。
中国のカジノ王、県議会議員、警察官、お金はあるけど刺激がない地主の息子、はたまたパチンコ業界からのスナイパーやギャンブルに魅入られてしまった彼氏とそれを救いたい彼女…
それぞれの思いが交錯し、それぞれのキャラも程よいバランスでした!!
ラスト近くの賭けるものがなくなり、自分の命を懸け地元長崎を守るべくポーカーのカードをめくるシーンは迫力ありました~。
どんでん返し的なエンディングも良かったし、カジノ船という非日常的な空間から、全く普通なシーンで終わるラストも映像的な演出も憎いねー!!
キャストさんでは帯金ゆかりちゃん、存在感あったなあ~。
堀越涼くんも方言も上手く、いい演技してました!
それに鬼頭真也くん、初めて観たかも・・しれないのかなあ?でもとっても印象に残る良い演技だったと思います。