HIDE AND SEEK 公演情報 パラドックス定数「HIDE AND SEEK」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    うつし世は・・・
    才気ある個性の強い作家達、お互いの才能が交差し個々のアタマの襞・ココロの底には闇のように鉛のように何層にも奇異な世界が積もっている。
    ソコから時に炙られるようにグツグツと煮え立つように浮かんでくるアクの強い創造物たち。
    シンプルだが天井が高い星のホールに負けない装置にもワクワクした。

    ネタバレBOX

    初演とはかなり変わっているように思え、作者は新作並みに手を入れたのではないかと。
    出演者が増え作家三人、編集者についてもより描き込んでおり、初演に比べて全体の陰影・輪郭が際立った印象を受けた。 
    作家三人の作品に親しんだ自分にはアチラコチラに面白い仕掛け(たとえば柱時計としか思えなかった扉とか犬神家の顔合わせの場面など)もあり、セット・役者・劇場丸ごとが作家・作品へのオマージュと感じ嬉しくなった。



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    2012/04/25 13:15

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