満足度★★★★
二つとも見ました。
自分の頭上で交わされる会話、視線。つむじが見えるほど至近距離に倒れこんでくる役者。実際に、体育座りをして見ていた私の、ひざの前で組んだ手の甲を、倒れこんできた女優のお団子にまとめ上げられた髪の毛が、ふぁさあと撫でていきました。至近距離どころか、零距離の演劇。そのぶん、演じられる人々の思いに触れやすい。(4 1/2)
パーティー。とにかくパーティー。パーリィ。パーリィやばい。パーリィ大事。惜しむらくは、「4 1/2」にも描かれていた男女の距離感や価値観、生き方のカタチが似通っていたこと。同時公演として企画するのであれば、男女の関係性を「4 1/2」とは逆転した方がよいと思いました。(キッチンドライブ)
両方とも乾杯シーンが出てきますが、客席にいながら、こんなにも一緒に乾杯したくなる芝居は初めてです。乾杯芝居です。