満足度★★★
春です!つかです!熱海です!!
嗚呼、熱海だ!!
一年前と同じように、チャイコフスキーの調べに乗せて、
銀の字伝兵衛が現れた時、
嬉しくて高揚して背中をぞくぞくとしたものが駆け上がった。
変わった演出も観られたけれど、
戯曲の熱、役者の熱は変わらない。
煙草の紫煙のくゆる先に、つかさんの芝居魂が、
これからも息づいているんだろうなあと思った。
熱海殺人事件は、いろんなパターンを観たけれど、
この一番元になった熱海が大好きだ。
役者さんを観ていると、台詞のない時ほどその役として生きているか、
その本質が見えるような気がする。
そして、昨年受けた衝撃がどうしても強かった。