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きら星のごとく【YoutubeにてPV動画公開中!!ご来場誠にありがとうございました!!】
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蜂寅企画「
きら星のごとく【YoutubeにてPV動画公開中!!ご来場誠にありがとうございました!!】
」の観てきた!クチコミとコメント
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unicorn(1870)
満足度
★★★★
どこかのだれかの笑顔に
面白かった。
ネタバレBOX
お上のおふれにより庶民の娯楽が奪われつつある時代。葛飾北斎の孫娘・応為(山口紗貴)は読み物書きの浮水英斎(玉井勝教)や歌川國芳(ヲギサトシ)らと浮世絵を描いた巨大な凧をあげることを計画するも、鳥居(あンな邦祐)らお上に嗅ぎつけられ、浮水は命を落とす。応為らは裁きをうけるも、応為の描いた浮世絵から生まれた頼光(福島慎之介)や商人・竹ノ屋(残間統)の助力を得て、凧を盛大にあげ、頼光は絵に戻る…。
自分の成したことが、どこかの誰かの幸せになっている…という労働賛歌。この思考って大切かもしれない。停滞感漂う世の中で、芸術とかエンタメというもののがマイナスな目で見られることへの警鐘とも感じた(震災時期に舞台芸術の挨拶文でもこんな意見が目に付いたし)。
作品自体は、序盤のようなノリのよいBGMとイキオイのある殺陣、お上へのレジスタンス的な活劇、ファンタジー、恋愛や友情、愛情、大切な人の死とか、王道な要素がバランス良く盛り込まれている、ストレートな印象。
ただ、なんのためにこれをしているのか…というモヤモヤを、爽快に吹き飛ばしてくれたことと、人物の演技がうまいのか描き方が上手いのか、ジーンとくるシーンが多くて充実感に満たされる。特に凧揚げのシーンは、応為らの満足げな表情が客席まで波及してくるようだった。
応為をはじめ、人物造形はかなり普通なんだけど、面白かったのは話がしっかりした証拠か。頼光の実力があって、実直というか素直な気性は少年漫画の主人公みたい。そこが気に入った。浮水を父と認めるとことか。殺陣シーンもかっこよかった。
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2012/04/01 00:28
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