満足度★★★
乱立する竹
無数の竹が使用されているらしいという舞台美術がとても楽しみでした。
すごかった!
立ってるんじゃなく、無数の竹がぶら下がっていました。
舞台上に竹がない空間なんてあるのだろうか?というくらいの数。
その中をためらいなく縦横無尽にキャストが駆け巡る。
動きに合わせて、竹がカランカランと鳴る、視覚的にも聴覚的にも見事なものでした。
しかし肝心のお話のほうが・・・わたしは座席運悪く。
みっつある立ち位置のうちの、ふたつがまるまる見えず。
低い位置の芝居も全滅で、今回キャストが多く、しかも一人で何役もこなすため、今誰と誰が何の役で何をしていうのかというのが、音声のみでは把握できず。
話の流れにだいぶ早い時点からついていけなくなってしまい、とても残念でした。。。
大好きな役者さん多数、そして何よりsunday、とてもとても楽しみにしていた公演。
そして見えずとも伝わってくる部分、かろうじて理解できた部分や、公演後に聞えてくる感想などが耳にはいってくるにつれ。
この『牡丹灯籠』、あますところなく完全な状態で味わい尽くしたかったです。無念。