くろねこちゃんとベージュねこちゃん【ご来場ありがとうございました!!】 公演情報 DULL-COLORED POP「くろねこちゃんとベージュねこちゃん【ご来場ありがとうございました!!】」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    みた
    みた。いろいろ考えてみた。

    ネタバレBOX

    ともかく照明が印象的だった。ライブハウスで音楽を聴くなら、色とりどり多少目まぐるしくてもいいけれど、会話劇でそういうのやってみせて、それが単に実験的なところで終わってなくて、ポップで不穏。
    それから佐野功という役者の持つ中性的な雰囲気をうまく裏切ってみせたあたり、素晴らしかった。
    妹役の方は、初めて見たけれど、自分なりの型みたいのを確立しているみたいで、役者だなあと感じた。
    ひとつ残念だったのは、最後の、息子の嫁の算段に関するくだり。あそこだけがどうしても、嫁の見せ場を作るためにとって付けたような印象だった。


    作品への感想とは別に感じたこと。
    たとえばあの母親を、お笑い番組の中で松本人志がやって見せたら(実際、おかんとマーくんに見えたところもあった)、同じ台詞に同じ演出であったとしても、ほとんどの言動を笑わせ目的として受け取られてしまう気がする。入口をどこに置くかで、人は、笑っていいものか笑うべきでないかとか、自分自身を縛ってしまうんだろう。

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    2012/03/21 02:05

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