満足度★★★★
そうだ、議論しよう全く同じ条件でドナーからの移植を待つ患者二人。どちらに移植するべきかを決める審査会に、市民から無作為に選ばれた7人が集まった。ひとりを助ければ、もう一方はやがて死ぬだろう。患者は二人とも幼い子どもである・・・。普通の人がこんな重い選択を迫られるとき、人は何を基準に判断するのか。そもそも人が決定出来ることなのか?ストーリーは私たち市民の目線からブレることなく、観客がちゃんとついて来ていることを確認するように慎重に進む。その結果とても現実的で説得力のある舞台になった。
ネタバレBOX
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2012/03/15 00:44
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