満足度★★★★
あのころも今も変わらない絶望千歳船橋の駅から1分、1階がカフェスペースで、2階が劇場という空間で役者さんが立ち上げたと言う一軒家カフェシアターはとても快適だった。今の若い人が感情移入するには難しい時代背景にも関わらず、出演者が豊かに共鳴しているのが伝わって来て「僕が死んだら」「私が死んだら」という悲痛な、切実な叫びに泣けてしまった。なぜならそれは仮定の話ではなく本当に自ら命を断ってしまった人の声であり、「死んでも変わらない」ことを知ってしまった絶望の果ての死だから。
ネタバレBOX
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2012/03/12 01:15
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2012/03/14 02:10
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あの白い布に書かれていた文字は、「資本論」を書き写したものでした。
また機会がありましたら、ご来場いただければ幸いでございます。