熱の華 公演情報 セカイアジ「熱の華」の観てきた!クチコミとコメント

  • 無題303(12-056)
    19:30の回。18:30受付(整理番号付前売券)、19:00開場で10番ごとに入場。1列目座布団、2列目以降背もたれあり、お客さんいっぱい。「All You Need Is Love」は67(昭和42)年、学生運動だと68年頃、「ノルウェイの森」も同時期、そんな雰囲気と演技。川沿いの建物、2階があって、窓を開けると車や列車の音が聞こえてくる、ラジオ、謄写版、黒電話、ヒッピー風の出で立ち、振る舞い。らしさ、がよく出ていたと思います。特に星さんが演じた「堀川」、いい味出してます、ちょうどこんなイメージです。革命、オルグ、フラワーチルドレン、いかれぽんち、インド、アジ調のセリフ。
    下手、(見えませんが)2階へ通ずる階段、キッチン、テーブルとソファに丸椅子、ガラス戸の向こうはベランダ、すぐ下に川。ラジオ、椅子。上手、玄関へのドア、コート掛け、壁一面妖しい模様が。19:36開演〜21:13終演。

    ネタバレBOX

    放射能の扱い方、この時期いかがかと思うのですが…当時はこの程度の理解が一般的だったという前提の表現ならなんとなく分かる気もする。検索してみると、日本初の商業用原子力発電所は「東海発電所」で66年に営業運転開始とありました。で、これは「マッドサイエンティスト」路線かと思ったらそうでもなく、「葉」がニョキニョキ成長するのをみて(年代的に)「ウルトラQ」かと思うものの違いましたね。当時の風俗を丁寧に描くことによってお芝居は十分成り立つでしょうし…なので「葉」は何だったのか…CO2と植物、温暖化でもない。

    なぜこの家の2階なのかとか、紅茶?とか、これだけ繁ったら目立つでしょとか…、葉ッパはドラッグでもいい、川に飛び込んじゃうし、捜査ではなくただの密会だったのかとか、時計は何?とか、あれだけ大騒ぎしたあげく(そんなシーンはないけど流れ的に)爽やかに去って行くし…

    芦屋が帰ってくる、刑事がくる、葛葉とのやりとり、堀川はインドへ、行方不明者の捜索(ここがわからない…身寄りがなければ捜索願いは出されないだろうし、誰もしゃべらないはずだし、阿部の個人的な感情からなのか?)、川へ…など、時間が行き来するので、少しわかりにくい、
    (勘違いあるかも)

    壁の模様…最後、とても良いですね、幻想的、意表をつかれました、完全に。

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    2012/02/21 08:32

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