満足度★★
長かったです。
1幕と2幕のあいだのスクリーンに字幕が映るところで、休憩を入れて欲しかったです。お化粧室にいきたくて辛かった。
さまざまな問題をあまり深く鋭く抉らないで表面的に描いていたのは、幅広い層にわかりやすい形にするため?エンターテイメントとして楽しめる範疇にとどめておくには仕方ないのかなとも思いましたが、もうすこし突っ込んだ鋭い視点と主張が欲しかったです。
男女の絡みが、意図的にそうしていたのかもしれませんが、とりあえず入れておいた感が拭えなくて、なんとも表層的で滑稽で、いまの男女関係をそういう形で捉えていてそこに問題があると言いたかったのかな、とか、悩んでしまいました。
製薬会社の社長の伯父役の方や、主人公の兄役の方、厚生省の方が、とても魅力的でした。