満足度★★★★★
吐き気がするほど良かった。
実際に起こった事件を題材に・・・というので開演直前Googleにてケンサクケンサク・・・と出てきた内容が酷い。酷すぎる。寒気がして吐き気すら感じ、ぷちパニックになりながらの観劇だった。
ストーリーはさておき、うまい、うまいなぁ〜主役の役者さん、なんとも演技が色っぽい、そして見事な演技で引っ張って行く、さらには展開の早さ、これは作りの話、これまたうまい。まったく飽きることがない。いやそもそも観劇中に飽きるなんてことあっちゃいけないのだが、たまにあるから仕方が無い。時計をちらちら、アクビをふわふわ、早く終わらないかなと・・・今回はまったくそんなことのない、ひたすら見入る100分だった。
角角ストロガのフ・・・名前は以前から知っていたが、ここまでの実力を持っているとは知らなかった。失礼しました。それどころかこれまでずっと『つのつのすとろがのふ』と読んでいたが実は『かくかく』だそうで、これまた失礼しました。なにしろなにかと発見が多い観劇だった。
ただ、できればもっと明るい内容でその素晴らしい実力を発揮して欲しかった。完成度が高かっただけにそれに反比例してどんどんと気分が悪くなった。