せいし 公演情報 はぶ談戯「せいし」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    せいし
    どことなく異様な舞台。とはいえ奇をてらった感じでもない。「生死」をテーマに飽きずに110分観ていられた。

    長谷椿と生見司織の女優2名が魅力的。あと福田英史の淡々とした雰囲気も素敵だ。

    ネタバレBOX

    やり手管理職のヒトミ(長谷椿)とそのヒモ・ロク(福田英史)、優秀な精子を求めるリンカ(生見司織)とレズのサラ(森美波)、死神のシダ(遠藤公太郎)と暗殺者のナガオ(青木柳葉魚)と葬儀屋のイクタ(雅憐)、自殺志願者(ワダタワー)と自殺しようとして思いとどまる男(古林一誠)、といった面々がそれぞれどこかで繋がって物語が進む。
    ロクの子を宿すヒトミ、レズだけど子を身ごもるサラ(相手はナガオ?)、結局独りとなるリンカ、死神と生神?と、バラバラになりそうなテーマを舞台作品としてうまくまとめあげていて、舞台に安定感がある。一種異様なカラーだけど、さっぱりしているところが長所だろうか。

    長谷のイチャつき演技と表情がうまいなと。生見も良い存在感だった。ワダタワーも色んな役をうまく演じていて好印象。

    0

    2012/02/12 11:56

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大