龍を撫でた男 公演情報 オリガト・プラスティコ「龍を撫でた男」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    お正月の出来事
    戦後から7年めに書かれた作品だそうですが、昭和の古典作品かと思いきや、全く古さを感じさせない舞台でした。
    映像使いが綺麗で好き。赤堀さんの気違いっぷりと気持ち悪さがよい方向で炸裂してた。

    ネタバレBOX

    各自事情を抱えた者達が山崎さん演じる精神科医のお宅に一同に介し、繰り広げられる会話のシュールさと、どよーんとした不気味さが全体に「訳ありです」感をまざまざと見せつけられる。
    それらを最後一手に山崎さんがカオス状態のまま、破滅込みで消化させたような幕切れ。
    重くはないけど、なんか深ーい作品だった。

    大鷹さんの役柄の年代はもう少し考えてもよかったのでは。あ、その当時の人は戦後の混乱期を生き抜いている人達ばかりだから、多少ふけ顔でも良いのかってことで納得する。

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    2012/02/12 01:43

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