満足度★★★
死んじる青の章「dogma」を観劇。一周回ってとてもまともな話。色々な事を考えさせられる。飛び抜けた設定で、狂っていて、常軌を逸した人達が出てくるけれど、観劇後の後味の悪さはない。これ以上やっちゃうとエンターテイメント感が損なわれちゃうよなと思うような、人が引かないギリギリラインを攻める物語のバランス感覚は絶妙。ただ、個人的な好みとしてはもっと「無様」な価値観揺さぶられる話を期待していっただけに、設定も役者も良いのに長く感じた。
ネタバレBOX
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2012/02/05 22:40
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2012/02/06 01:08
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観てきたコメント、ありがとうございます!
制作の黒田です。
お褒め頂き光栄です。これからも精進致しますので
今後ともぜひとも御贔屓くださいませ。
僕自身もdogmaのラストはとても好きです。
生きるということに自分は本当に向き合ってきたのか、
登場人物たちに重ね合わせて、色々な感情が頭の中を巡ります。
信じること、生きること、それぞれなんて難しいんだろうと途方に暮れますが
それでも、誰に頼まれた訳でもなく生きなきゃいけないと思う自分がいたり、
まわりの人が亡くなればやっぱり悲しかったり。
言葉にすれば支離滅裂に見える、でも本当は1つのものだと分かっているもの。
そんなものを作家の宇野正玖は書きたいんじゃないかなあとぼんやり思う今日この頃です。
お楽しみ頂けたようでなによりです。
ちなみに黒の章ではギリギリのラインを超えてしまっている人々が多く出てきます。
そちらはそちらでお楽しみ頂けることかと思います。
もしご都合がよろしければぜひご覧下さいませ。