満足度★★★★★
フツウを問う目の前に起こってるのは事件。人が超える一線の手前とその先。リアルで生々しい空気と、それを魅力的に包み込む物語の嘘の心地よさ。そのバランス感覚が絶妙。会話劇で応酬されるメリハリの効いた、耳に残る効果的な言葉の数々。重たい内容で衝撃的なシーンもありつつ、観劇後の感じは悪くない。むしろとても心地よい事に驚く。それだけ、丁寧に物語を伝えているから共感や共鳴というより、鵺的の公演に遭遇・同席という感じ。観客と物語の距離感が近く感じる。
ネタバレBOX
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2012/01/29 22:15
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