白夜王アムンゼン【観客動員数1000人突破!】 公演情報 劇団バッコスの祭「白夜王アムンゼン【観客動員数1000人突破!】」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    死の世界で生きて
    チケットプレゼントにて鑑賞。いろいろと観やすい配慮がされていて、紆余曲折のある退屈のしない舞台。ただ、もっと純愛に走ってもよいかなと。

    稲垣佳奈美の存在がどこか癒される。辻明佳のハツラツとした演技が見てて心地よい。男優では上田直樹が良かった。

    ネタバレBOX

    南極点を目指すフリジョフ(上田)率いるノルウェー隊は、フリジョフが帰らぬ人となり探検を断念。未亡人となったクリス(金子)に想いを寄せるロアール(丹羽)は、再度南極点を目指す。フリジョフの遺品の時計から南極点への道筋をつけた一行だが、メンバーのアマレットがフリジョフを毒殺した本人であり、ライバルのイギリス隊側の人間とわかる。一方のイギリス隊は、以前の探検で南極に残してきたそり犬・アポロ(森山)の復讐にあう。ロアールがアポロとの闘いに勝利し、南極点にはノルウェーの旗が翻るも…。
    「恋愛活劇」と掲げるだけあって、アイスホッケーのスティックでの殺陣が随所にあって、めまぐるしい動きが楽しい。ただ、恋愛の箇所がちょっとパッとしない印象。ロアールの一途な人柄はもっとデフォルメしてもよいかな。客が笑っちゃうくらいに。クリスは、フリジョフとの再会シーンやラストのクレバスでの告白シーンが良いのだけど、ロアールの愛を受け入れる描写をじっくりやってほしかった。
    総じてストーリー自体は良い。純愛ものではあるけど、くさいセリフが自然に胸に入ってくるような感覚が得られなかったのは残念。自分が純愛ものが苦手なだけなのかもしれないけど。

    なにげに、ローザ(田仲ぽっぽ)とモルト(竹内もみ)のどこかズレた感が好き。

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    2012/01/26 00:18

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