満足度★★★
8年後の七之助さんのお六に期待します
昔、息子が、曽我五郎を、自分が、久松を踊ったことがあり、そういう懐かしさも手伝って、楽しみに雪の隅田川に初芝居を観に参りました。
「お染の七役」の方は、芝居のストーリーに重きを置くよりは、七役早替わりの趣向を楽しむ芝居だと思うのですが、それでも、芝居の核として、土手のお六と鬼門の喜兵衛夫妻の場の高揚感は、大事な要素です。
その点において、まだ今の七之助さんの若さでは、体現しきれない部分がありました。
8年後か10年後あたりの彼の再演に期待してしまいました。
それと、これは余談ですが、足元がお寒い方にと案内係りの勧めるブランケットが有料なのには驚きました。500円ですと購買を勧めていましたが、あれほど、当日その場で必要なだけで、持ち帰るには、荷物になるし、無用の長物になるものはないと思うのですが。
これは、来て頂いたお客様の居心地のために、無料で貸し出すべき物だと思いました。
2012/01/22 14:10
2012/01/21 21:58
2012/01/21 13:52
2012/01/21 12:31
はい、その初芝居の意味でした。
私のレビューは、コリッチに参加されているユーザーでは、楽しみに読んで下さるのはきゃるさんぐらいで、後は、一般の、コリッチには不参加の観劇人が、参考にして下さっているだけですから、きっとその方達にはわかって頂けると思い込み、説明なしに、初芝居と書いてしまいました。
ですが、七之助さん、想像以上に、役をこなしていて、これ、神谷町さんにご覧頂けなくて、とても残念でした。