歯に衣着せない 公演情報 劇団あおきりみかん「歯に衣着せない」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    セリフの嵐!
    感情ぶちまけで舞台はセリフの嵐、嵐…。

    インパクトは抜群の作品ですね。

    ネタバレBOX

    今回のお話は始まり早々のべつまくなしに早口で語りまくる主人公・翔太の長セリフから始まります。

    主人公が彼女・多英(たえ)の厄払いのために訪れた歯衣(はごろも)神社をお参りしたところ、思ったことを全部早口で話してしまうようになってしまい。

    多英には隠していたエロ心や不満が筒抜けになり振られ、会社では上司や同僚の隠し事をぶちまけ休職になってしまいます。

    そんな翔太に興味を持った医者(歯医者なんですが…)森山も、同じように何でも話してしまう状態になってしまった女性・のぞみを救うべく原因究明に。

    そして森山は感情全開で話しまくる翔太を『話し方選手権』というスピーチ大会への出場を勝手に決めてしまいます。

    不思議な歯衣神社の効力はお参りに行った多英や同僚も翔太とおんなじようペラペラ状態にさせ、彼らも『話し方選手権』に駆り出されるようになってしまいます。

    そして話し方選手権当日を迎え、歯衣神社に翻弄された人たちが集まります。

    『言葉なんてめんどくさい』と叫んで森山と抱擁するのぞみの姿を見て、スピーチ大会にも関わらず翔太は言葉も出ず多英と無言で見つめ合うシーンは、まさにこれが伝えたかったんだなと一目でわかる印象的なシーンでした。

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    2012/01/14 09:44

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