満足度★★★★
血縁関係ならではのもどかしさ
兄弟の関係が中心に展開していくストーリー。
始まった直後くらいは「ん?どういうこと?」という戸惑いが。
でも、点と点がどんどん線につながっていって
最後すべて面として繋がったとき、
胸が痛くなるような温かい優しさに触れ、思わず涙。
兄弟がいない私でも、ストーリーが進んでいくうちに世界観に入っていけました。
こてこてのコメディではない。かといってずっしりと重くシリアスな空気が終始ずっと続く作品でもない。
観てる側がリラックスできるようなくすっと笑ってしまう要素もちばめられており、そして真剣にのめり込めるような魅せる場面もばっちりあり、バランスが良い作品でした。
2012年初観劇がこの作品でよかったです。いい年になりそう!