【ご来場ありがとうございました!】俺という宗教、女神のSEX 公演情報 あんかけフラミンゴ「【ご来場ありがとうございました!】俺という宗教、女神のSEX」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    旗揚げ公演ということもありインパクトの強い作品でした。
    下北沢のしもきた空間リバティにて、あんかけフラミンゴ旗揚げ公演『俺という宗教 女神のSEX』を見てきました。

    旗揚げ公演ということもありインパクトの強い作品でした。

    失恋の逃げ場として入信した新興宗教はドラッグとセックスの蔓延る(はびこる)カルト教団だった。

    しかしそこに別れた彼女も入信してきて…。

    中央、左、右にカーテンがひかれている。
    開いたり閉じたりするカーテンで裏の顔を隠し続けるのだが。

    今回のお話は二章に分かれ、第一章「真っ黒の章」ではカルト教団の表の顔を村上の目を通して、第二章「真っ白の章」では裏の顔を彼女の目を通して描かれています。

    カーテンの裏側にあるドロドロしたもの、しかしその中で彼女が隠していた入信の意味がお話のカギとなっていました。

    ネタバレBOX


    で、感想ですが…。
    (ネタバレも含まれますが。)

    第二章の始まりはまさにオープニングに戻って話をやり直し、視点だけは彼女になるわけですが、一度踏んだ展開をもう一度見るのは中だるみに感じてしまいました。

    徐々に隠された真実が顕になって興味も湧いてくるのですが、一度フリダシに戻るという「魔界村」的な展開は正直つらかったです。

    しかし第二章で重要となる彼女役の椎谷さんの独白の場面は力があり、中だるみ感を耐えることができました。

    最後にドラッグのプールに飛び込んで粉まみれになりながら二人が抱き合うときにノリピーの「蒼いうさぎ」が流れるあたりは、やりよるな~と思えました。

    これからもディープなテーマでやっていくのでしょうかね。気になります。

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    2012/01/10 02:24

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