【ご来場ありがとうございました!】俺という宗教、女神のSEX 公演情報 あんかけフラミンゴ「【ご来場ありがとうございました!】俺という宗教、女神のSEX」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    粗くて繊細な舞台
    チケットプレゼントにて鑑賞。

    パンフのとおり、確かにめんどくさい。
    歪んだ人物はいるものの話自体に目新しさがなくやや寂しい印象。もう少しハッチャケててもよかったかも。笑える箇所はポツポツあった。全体的に悪くはない。どこがよかったのかわからないけど。あと、お尻が痛くなった。

    役者は、山田佳奈が一番よかった。

    ネタバレBOX

    昨年観た、エレファントムーンの「業に向かって唾を吐く」のような、性的要素を入れ込んだエセ宗教団体が舞台。
    村上淳也と椎谷万里江の破局後、村上はエセ宗教団体「G・I教」に救いを得るため入信。そこは、性と麻薬と金が入り乱れる怪しい世界だった…。
    結局、教団に捜査のメスが入ることになるが、二人は、歪んでいるようないないような純愛で包まれるという感じかな。そこの描き方は、好きになれないけどよかったと思う。あと、山田さまとくまさまの関係とかもよかった。

    ただ、全体的に要らない部分があったかなと。漫才のとことか。また、舞台のカーテンの内と外を描くワケなのだけど、長いなと感じてしまった(このカーテンが何度も開閉するわずらわしさも見せ方の工夫でクリアできる気がした)。

    ラストの麻薬の中で2人が抱き合うシーン(BGM:碧いうさぎ)は、感情移入なんてしてないけど、ちょっとグッとっきた。「碧いうさぎ」がオチになってたけど、歌詞「今の二人 救えるものは きっと真実だけだから」が示唆するように、真実=愛なのかと思った。

    性描写は演出に工夫がほしい。

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    2012/01/09 00:41

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