ハムレット 公演情報 劇団東京乾電池「ハムレット」の観てきた!クチコミとコメント

  • こんなに笑っていいかしら?
    初日に伺いました。
    席にはゆとりが・・・と聞いていましたが
    開場時間を15分過ぎて行ったらもうかなり席はうまっていて開演までにはあれよあれよと言う間に通路までぎっしりの満席でした。

    舞台はかなりシンプル。

    「ハムレット」と言えばシェイクスピアの4大悲劇のひとつですが・・・


    台詞は福田恒存の訳をかなりカットしてスピーディーにしてあるものの少しばかり古めかしく感じられるのは否めません。(私は好きですけどね。)それをかなり息継ぎを長くとってがんばってしゃべり、それでいて抑揚がほとんどわざとかと思わされる棒読みのような時と極端におかしな抑揚をつけている時があり(役者さんによるのかな?)、そのどちらも可笑しい。

    とにかく「ハムレット」でこんなに笑ったのは初めてです。どこがおかしいの?と問われてもうまく説明できないのですが、出てきただけで可笑しい亡霊って一体・・・?

    3チームが日替わりで役を替えての出演だそうです。

    初日は柄本明・時生・佑、柄本ファミリー総出演の唯一の日だったようでラッキーでした。

    東京乾電池35周年おめでとうございます。

    ネタバレBOX

    開演時間をほんの少し過ぎたところで客電は落ちたものの完全暗転のないまま鐘の音がすると見張りのフランシスコーが登場して開幕。
    そういえば最後まで完全暗転はなかったのでは?場転も薄明かりの中ですべて行われ、そのまま登退場も見せていました。オフィーリアが墓穴から普通に立ちあがってハケたのは意表をつかれました。

    それにしても「ハムレット」ってこんなに笑えましたっけ?
    なんで見張りの交代で笑える?
    なにより亡霊の登場って爆笑シーンだっけ?
    クローディアスとガートルード夫妻が息子(ハムレット)のことを宰相ポローニアスと相談しているシーンがお茶の間の会話みたいでまた笑える。
    劇中劇、可笑し過ぎです。
    綾田俊樹さんのポローニアスが絶品。

    0

    2012/01/06 21:27

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大