平成中村座 壽初春大歌舞伎 公演情報 松竹「平成中村座 壽初春大歌舞伎」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    夜の部よかったです
    私の2012年初観劇は、やっぱり歌舞伎になりました。

    お正月らしい寿曽我対面は、中村座の(小さい)舞台でとても華やかに見えました。勘三郎丈の曽我十郎は初めて見ましたが、とても柔らかく優しい感じでした。
    今まで見た十郎では、五郎を止める場面での指の反りを美しいと思いましたが、勘三郎丈は、その場面で手のひらを五郎の胸に当てていたのが印象的でした。
    お正月らしく目出度い舞台でよかったです。

    七之助のお染七役は、玉三郎監修らしく、科白回しや表情に玉三郎丈そっくりなところがたびたびありました。特にお光やお六。
    まだ真似ている段階でしょうが、そのうち七之助の芸になると思います。
    早変りも(さすが中村屋だけに)すばやくて、みんな大喜びでした。




    ネタバレBOX

    寿曽我対面、見た目は華やかで良いのですが、台詞がつくと全体的に小物感が溢れました(笑)まあ、私の印象です。
    それも含めて、ほほえましく、おめでたく、という舞台でした。

    大したことではないですが、お染久松で弥忠太役の山左衛門さんが、善六に向かって、「やい、弥忠太」と言ってしまって、善六から「これは弥忠太様」と言われてから、「あ、そうだ善六だ。善六」と言ったのが可笑しかったので書きとめておきます。

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    2012/01/05 08:28

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