満足度★★★★★
素敵でした
劇団員さんの客演先の公演を観る機会はやたら多いものの。
ホームの劇団赤鬼さんの公演はこれが初めてでした。
やっと観られた!
しょっぱなからいきなりやられた。
オープニング直後からオールキャストでのダンス。
かっこよかった~素敵でした☆
やはりさすが高名な赤鬼さん、照明も音楽も舞台美術も素晴らしく、ドラマシティなどでやられてもよいような公演でした。
音楽良かったなぁ・・・サントラあったら欲しかったです。
再演ではありつつ、わたしはこれが初めてだったので話の内容知らないままでの観劇。
第二次世界大戦時代の、戦時下のドイツの兵隊さんの話でした。
でも戦場の話ではなく、街中での兵隊養成所が舞台で。
兵隊になるための場所でありつつ、そこで過ごす学友同士の友情が描かれていて。
そこに、革命家の友人同士の友情も絡み。
スパイとして記憶を封じることにより、立場の相互で、それはそれはもうせつない状況に・・・。
すべてが明らかになった後の主人公の苦しみ。
胸をつかれ、たまらない思いに涙がはらはら零れ落ちました。
戦時下でありつつ、敵味方の立場の変化に翻弄されつつ、そこに描かれているのは人と人のぬくもりのある心の交流。
素晴らしかったです。
この公演を観てよかった、心底思いました。
ありがとうございました!