STRIKE BACK 先輩 公演情報 芝居流通センターデス電所「STRIKE BACK 先輩」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    なにげにダンスが良い
    初デス電所。
    せっかくなので、もっとぶっ飛んでもよかったかな。なかなか楽しめる。120分くらい。

    ネタバレBOX

    人が死ぬのが特色みたいなのは聴いてたけど、ほぼ全員死ぬとはね。飛んでる舞台で嫌いじゃない。けどもっと飛んでてくれたほうがより好きになれた気がした。
    中盤から(曲が死んだくらいから)の、空気がだんだん濃く重くなっていく感覚が良い。愛理(山村涼子)の精神面を描くとか、玉沢(葛木英)の人体解体の心得とかいい味が出てくる。それまでの空気は、入り込めるような込めないような感じだった。ネコの映像とホラー映画?のギャップが面白いセンス。

    三木直人(浅見紘至)は、作家の実力もなく巨乳(田嶋杏子)のためだけに作品を仕上げ、沙織(羽鳥名美子)はハチャメチャな映画脚本に傾倒し電波な方向へ、樅山(今奈良孝行)は地元をシメるヤバイ人種…と、なかなか終わってる系の方々が狂っては殺されて(自殺もあったけど)いくサマはどこか清々しくもある。そんな中でも、大前田(吉川莉早)のように、愛理に刃傷沙汰を繰り広げ愛理に尽くすことを人生の中心においているとか、終盤の愛理の孤独さとか、バックグラウンドに惹かれる設定もあったりして面白い。

    葛木の役が性格、見た目とも可愛くて意外だった。主演の山村涼子も全体的に良い演技だったと思う。また、狂いだしてからの羽鳥の演技と表情は○。
    途中途中のダンスが結構好き。ミュージカル風なとこの歌詞は聞き取りにくい。しかも結構長めやってるから、ややダレた。「視覚的に」楽しめる舞台だったということかな。

    0

    2011/12/26 00:05

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大