うるう 公演情報 トゥインクル・コーポレーション「うるう」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    「大人のための児童文学」
    幻想的なセットに映し出される絵本を見ているようなファンタジーな風景、効果的なチェロの音。昔見たティム・バートンの映画やグリム童話をふと思い出した。
    笑いどころは少なく蓋を開けて見れば、よく聞く内容、と思えばその通りなんだが。以前の作品、ダメな子が主人公の内容(TRIUMPHだったかな?)の大人バージョンぽい感じ。
    ラップと童謡の見事な美声もあり!

    ネタバレBOX

    「うるう」という、幾重にも解釈出来る言葉。
    一日増した日、4年に一度巡る年月、削ったり加えたりする秒時、ややこじつけっぽいけど心に余裕が生まれる言葉にも取れる。
    そんな「うるう」の静寂で畏怖な森で出逢ったヨイチとマジルの友情に、美しさと切なさと一抹の淋しさを想い。
    マジルの歳がヨイチに追いついて本当の友達になり、ヨイチの葛藤からの行動と最後の一声、あの童謡に涙腺切れた。
    多少、クリスマスイブの魔法にかかっていたので、別の日にまた見たいなーと思う。
    どくだみにクスッとさせられ、馬と鹿のマカをグッズ化して欲しいw。
    この手の話も良いけど、また初期のKKPみたいな話も見直したくなった。

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    2011/12/25 02:54

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