基本のライン!
おかまのサンタ3と女の子のサンタが、孤児院の子供たちの願いを叶える。
おおまかにいうとこんな感じのストーリーであったと思います。
余計な説明なしの台本はセンスがあります、ぶっとい筆で、びちゃびちゃに描く的な、演出の味も出ていて、うれしくなりました。
特に女の子の願いが叶ったシーン(夢)の描き方は、想像力を掻き立てられる、素晴らしい演出だったと思います。
ただ様々な設定が活かし切れていなかった感じもするのです。
いわゆる「おじいさんの白いひげのサンタ」が登場してこそ、オカマ、女子サンタ(やサンタの父の意外性)が活きたのではないか?
普通にプレゼントがもらえる子を描く事で、プレゼントをもらえない子が、さらに切なく見えたのではないか?
勿論、そういう部分をあえて描かない、台本のセンス(それはすでに描きつくされているから、描かなくてもわかる…)なのですが、もう少しだけ、そんなスタンダードへの目配せもあったなら、僕は、もっと、物語に入りこめた気がしました。
トナカイの辺り(対比)がとてもわかりやすかったので、そう見えたのかもしれませんが…
メカトナカイの気持ち悪さは、一番好きでした!!
ま、そんな感じで。
メリークリスマス!!