満足度★★★★★
言葉遊びのような心地よい台詞群台詞の一つ一つが言葉遊び的で、序盤の喧嘩はもちろん登場人物の怒りや感情は伝わってくるのだが、台詞のやりとりがまるで美しい遊戯のように感じられ、私にとっては心地よかった。中盤からはストーリーに大きな展開があるのだが、その頃には舞台に引き込まれていた。シンプルなセットながら、役者の声を上手く使った演出で、ストーリーの倒錯感や、異様な空間であることを表現していた。その役者が発する台詞がやはり言葉遊び的なため、倒錯感がさらに高まっており、素晴らしかった。好みはわかれるかもしれないが、私には好みのお芝居だった。
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2011/12/23 00:56
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