一九一一年【ご来場ありがとうございました!】 公演情報 劇団チョコレートケーキ「一九一一年【ご来場ありがとうございました!】」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    本当の裁判
    四方から舞台を囲む座席とその周りにも廊下状の舞台があって、観にくいなと思ってたけど、途中から気にならなくなるくらいの面白さ。充実の120分。

    ネタバレBOX

    俗に言う幸徳事件について、その予審を担当した若手判事の田原(西尾友樹)の苦悩を中心に描く。

    国が人を殺す‥その過程を克明に提示する。100年も前の日本のことではあるが、やはり現代日本でも、形は違うにせよ、往々にしてありそうな気にさせる。現場の人間に命令を出す上司の上に上司がいてさらにその上に‥というように、皆圧力によって動き、社会が成り立っているのだろうか。一番上の人間(今回は元老・山縣有朋)も、みな仕事をしただけ、と言っていたように、おそらく本気でそう思っていたのだろう。善悪や倫理といったものでなく、単なる恐怖(もしくは一種の使命感?)で人間は動くもので、その恐ろしさを味わえた。結審後のワインとか。(天皇は事件や裁判の内容なんて正確に知るはずもないんだろうけどね)

    こんな状況を達観した菅野(堀奈津美)の表情が凛々しく舞台を照らす。終盤に田原が吐いた嘘も、菅野は理解していたと思う。だからこそ、田原らの状況をがんじがらめといい、自分は自由だと、田原らは哀れだと、言い切れたんじゃないかなと。

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    2011/12/18 23:42

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  • unicornさん

    ご来場有難うございました。
    今回唯一の女性キャスト(日替わりゲストさん以外で。)堀奈津美さんの凛々しさは僕も観ていて美しいと思いました。

    これからも素敵キャスト、素敵戯曲でお送りいたしますの。

    劇団チョコレートケーキを宜しくお願いいたします。

    2011/12/30 18:48

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