歯に衣着せない 公演情報 劇団あおきりみかん「歯に衣着せない」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    面白かったです!
    面白いだけでなく、「言葉」の持つ力と意味を考えさせる、メッセージ性もありました。
    欲を言うと、最後にもうひとひねりあるともっとよかった(というか好み)です。
    2時間しゃべり続けた役者のみなさん、お疲れ様です。
    1日2回公演は、さぞ大変じゃないかと、終演後思いました。
    大満足です。よいお芝居をありがとうございました。

    ネタバレBOX

    冒頭の山内庸平さん、「ソーシャルネットワーク」でのジェシー・アイゼンバーグの登場シーンを思わせるようなものすごいインパクトで、そこからぐいぐい惹き込まれました。

    「ある日、男は言いたいことを全部言うことにした。だから、女も、言いたいことを全部言うようにした」
    というチラシの文面を見て、夫婦喧嘩っぽいのか何かかと陳腐な予想をしてしまっていたのですが、羽衣ならぬ歯衣神社でお祈りすると歯に衣着せない人になる、という設定が秀逸。
    本音をぶちまけるとどうなるかというのが面白おかしく演じられながら、その中に色々な戒めも含まれていました。
    本音が言える人言えない人、言葉を選ぶことにした人、形容詞や擬音しか口に出せない人、色々な意味で示唆に富んだ内容でした。

    私などはわりと歯に衣着せないタイプですが、世の中にはそうでない人もいるんですよね。反省しなくては……といいつつ、舞台の上でも言いたいこと言い切ってる人の方が魅力的に見えたりして(笑)


    途中いきなり始まる歌謡ショー(違うか・笑)の選曲がちょっと昔風なのも、個人的にストライクでした。
    山内さんのダンス、キレキレでしたね。
    手嶋さんが歌っている時のとりつかれたような表情が好きです。
    あと、キャメロン近藤さん、かわいい!家に持ち帰りたかったです。

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    2011/12/18 20:13

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