満足度★★★★★
演劇に出来ること、演劇にしか出来ないこと
年末に、今年一番の芝居に出会えた。
とても上質で、味わい深く、役者の演技ひとつひとつが洗練されていた。
ほぼ素舞台と、眼鏡、あとちょっとの小道具で見れた奇跡。
役者の演技一つ一つが素晴らしく、常にその情景が(なんだかアニメの絵が脳内は多かったですが)目に浮かぶようでした。
人間の想像力を掻き立てる、とてもワクワクする時間でした。
またその想像力を引き出す演技力が素晴らしかった。
個人的には、主人公の、父親と二人の生活をコミカルに、でも一生懸命守ろうとする16歳の少女にとても好感でした。
素晴らしい役者さんです。