溶けるカフカ 公演情報 カトリ企画UR「溶けるカフカ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    無題217
    9月、「母語を醸す」をみたので今回も…カフカは殆ど知りません、役者さんは公演をみたことがあります。特に予習などせず、教会という場所にひかれてやって来ました。13:30開場とあったものの初めなので早目に到着、受付は1時間前だったそうです。靴を脱ぎスリッパを履いてなかに入ると鳴海さんがいらっしゃいました。先日、学習院女子大で、それ以前にSENTIOでよくお見かけしました。会場は2階、入って正面奥に十字架、会場を横に使って、一番前が座布団、その後ろに長椅子の席。ピアノがあって男性の方が(開場前から)弾いています。下手、椅子2脚、上手、木製ベンチ。床には白い紙が散乱、白い壁にも貼られています。十字架の前に大型のスピーカ。手元の当パンをみると「構成・演出」は鳴海さん…ここで今日は普通の(何が普通かは、人それぞれとして)お芝居ではなさそうな予感。教会でのお芝居は2回目(「シルシルシ」根津教会)でした。

    ネタバレBOX

    正面壁に映っていたのは何処なんでしょう。映像が薄くぼやけているので…東北かな…。

    こういった雰囲気好きですよ、なんででしょうね。言葉で理解できなくても映像、音像として捉えたものがからだを素通りしなければ面白かったというのだと思います。映画を観ていてたまーにこんな感覚の作品に出会います。感覚に対して☆4。

    待っている時間でも役者さんが普通に出入りするしドアを開けてくれる。
    劇場ではない「場」に入ると、周囲に何があるのか開演までの時間そういったものを眺めています。エアコンは新しそうだし(寒くはなかったです)、、観葉植物、網入りガラス、カーテンで中が見えないけど控室かな、聖書などの本がたくさん、トイレは1階、駅から歩いていると曲がるところにお一人案内の方、

    全くもって自分には上面しかみえていなさそうな気がしますが、仕方がない、勘違いも人生。SENTIOでみたものは本作以上に「わかりにくい」ものでした。でも感覚のセンサーを少し切りかえれば楽しめたのではないかと思い始めています。

    これを機にカフカを…読まないですね、きっと(すみません)。

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    2011/12/10 18:02

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