満足度★★★★★
『ソウル市民 昭和望郷編』4連続上演の3作目。連続で観るための手続きに疲れる。1929年秋、長期不況の中でなんとか切り盛りしていこうとするソウルの一家、私はこの作品が一番好きでした。朝鮮総督府のエリート官僚となった朝鮮人書生の青年とそれに対する日本人家族の対応。ああ、これが当時の善意な人びとの対応だったのだなと改めて感じ入りました。世界恐慌直前、破滅の前の饗宴にかける人びとの哀しい生き方。
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2011/12/03 23:39
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