満足度★★★★
『ソウル市民1939・恋愛二重奏』
あくまで自分の印象として・・
やりたいことは分かる気がします・・。
戦争の進展とともに繁栄している街。
サンテグジュペリがマドリッドで描いたものに似たものを
描こうとしていたのではないか・・という気もします。
ただ、そうした戦争とは裏腹の喧噪、明るさ、その中での孤独・・を描くには、
ちょっとマジメすぎる印象が拭えない気がしました。
(それは、舞台も、観客も、という意味で・・)
こうしたものこそ、もう少しラフに作り上げて欲しい気がしました。
明るく楽しく元気に!メリハリをつけて絶望や苦悩を描いたりしてくれれば、
もう少し魅力的な舞台になったのではないかなぁ・・などと思って観ていました。
役者の演技が悪かったと言ってるのではないです。
ただ、空気が堅苦しかった(全てをきっちり作りこみすぎると
逆に堅苦しく見えてしまう気が・・)せいか、
疲れて珍しくちょっと寝てしまいました・・(汗
まぁ、こういうのは好みによるものなんですけどね。