日本の問題 公演情報 日本の問題日本の問題」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    A班観劇
    B班に続いてA班を観ました。本日のマチネです。
    それぞれの感想は、まだ公演中なのでネタバレで。

    で、ネタバレ関係なく、終わってしまった今日のアフタートークについて言わせてください。
    私は内田春菊という人の漫画が好きで、本人に興味があり、今回チケットを購入する際も「アフタートーク内田春菊」というのに惹かれて、わざわざこの回にしました。
    ところが、始まってみたらグダグダの極み。
    あれは、事前に質問事項とか会話の手順を打ち合わせていないんですよね?
    前回見たアフタートークでは、評論家の男性が一人でしゃべっていて、それもしゃべりすぎって言うか打ち合わせできてないな~って気がしましたが、
    たった20分ほどのトークショーですから、その日話してほしいことなど事前に申し入れしておくべきではないでしょうか。
    内田春菊さんが、舞台に上がってからパンフレットをめくって、ブツブツ質問して、それを松枝さんが「今日はAチームです」とか、見てるとこ違っているのを注意してあげる始末。春菊さんからものすごく基本的な(見てリゃわかるだろ的な)質問が出で、演出家が気を使いながら答える始末。
    耐えきれなくなった人たちが、次々に途中退出していく様子にも、胸が悪くなりました。
    個人的には、一度見ると決めた以上途中退出はマナー違反だと思います。
    が、途中退出の人はそれだけ何か(たぶん私と同じ気持ちを)伝えたい、意思表示だったのだと思います。
    アフタートークでは今日のお芝居の話は全く出ませんでした。
    風邪引いたとか、最近寒いからとか、よくわからない世間話。「だったら腹出すなよ」と、心の中で内田さんに突っ込みました。内田春菊さん、ベルトの上に肉乗せて、わざわざお腹を見せたピタシャツでした。歌舞伎の腹出しじゃないんだから。風邪引いたばっかりなら、腹巻きしてください。お大事に。
    「宮崎駿はロリコンだからナウシカも嫌い」とか、そんな話を聞きたかったわけじゃないんですよ。演出家の一人がそれに対してえらく喜んでいましたが、私は別に宮崎駿の擁護じゃないですが、「それでも宮崎駿はあんたら全員よりも売れてるんだよね」とちょっと意地悪な気持ちになりました。
    それくらいアフタートークがひどかったんです。

    ごめんなさい。意地悪な感想でごめんなさい。
    芝居の感想がB班より厳しくなったのはこのアフタートークのせいかもです。

    ネタバレBOX

    「金魚の行方」

    走っている男の子が良かった。
    投げ飛ばされたりジャンプした時にフワッと空中に浮くあの感じは、熊川哲也の海賊を観た時に通じるような・・・・・・と言うのは、ごめんなさい、言いすぎでした。ま、それくらい彼の身体能力に感動しました。
    しかしながら、お芝居自体は、今一つ。
    今の日本の問題を次々にあげつらいながら、結局何にも解決していない。
    「解決できないよ」っていうのが、結論なんでしょうが。
    なんだか「俺たち、こんなに色々知ってんだよ、頭いいだろ」ってのが変に鼻について、お芝居として面白くなかったです。
    あの身毒丸の母の意味もわかりません。あのシーンは何のサービスでしょう??


    「天使なんかじゃないもんで」

    A班の中で唯一面白かったし、見て良かったと思えたものでした。
    宗教(新興含)もヤクザも日本の問題の一つですが、それを題材に入れながら、ユーモアもふんだんにあり、最後に「救い」を感じさせてくれました。
    今日の4作品の中で、私が日本の未来に救いを感じたのはこれだけでした。
    この作品があったので☆4つ。

    「ボレロ、あるいは明るい未来のためのエチュード」

    意味のないバカ騒ぎが煩くて、演説も騒音も耳障りで、同じことが繰り返されて、退屈で……しかし、それがいまの日本の政治だと言われたらその通りなので、「日本の問題」という意味では、正しい指摘をしてくれていました。

    しかしながら、私の基準では「もう一度見たいという気持ちになるものがよいお芝居」なので、そういう意味ではこれ、8つの中でワースト1です。
    すみません。


    「博物学の終焉」

    このお芝居を見ていてふと浮かんだのが、ものすごく幼い頃に読んだ童話、アンデルセンだかグリムだか立原えりかだか(全然違うか)知りませんが、赤ちゃんが笑ったとき遠い世界で言葉の花のつぼみが開き、その中から一つのうつくしい言葉が生まれるという場面でした。
    先生が語る「言葉が生まれた意味」というのには、感じるものがありましたが、
    何故あのラストなのかというのが理解できませんでした。
    近未来的情緒的ドラマが、突然、現代のよくあるオチで終わった感、が残念です。
    20分という時間の制限が、そうせざるを得なかったのでしょうか。

    B班を観た後なので、A班に対してより期待が高まり、すごく辛口になった気がしますが、(もしくはアフタートークのガッカリ感が)、いずれにしても、こういった試みはとても面白いと思いますし、一度にたくさんの劇団を観ることができたのは、私にとって大きな収穫でした。
    ありがとうございます。

    次回は、みなさんの単独の公演を見に行きたいと思います。

    8

    2011/12/01 22:09

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  • なしかさんにも、お気づかいいただいてゴメンねvv

    これからも楽しくいろいろ観ましょうね♪

    2011/12/03 07:46

    一晩経ったらこんなにコメントが増えていたとは。
    詩森様、マツガエ様コメントありがとうございました。
    トークは別ものですので、これからも舞台の方は見させて下さい。

    ちゃたらーさん、CoRichの皆さま。
    これまでの経緯も把握出来ましたので、この話はここで終了したいと思います。
    尚、私見で不快に思われた方がいたら申し訳ありませんでした。

    2011/12/03 00:24

    まつがえさま

    うわー、すみません。
    松枝さんにまで謝っていただいて、昨日のコメントやっぱりストレートに書き過ぎたかと反省中です。

    しかし、松枝さんがそこまで反省する必要はないと思いますよ。(自分でいろいろ言ってて何ですが・笑)
    多忙な著名人とはいえ、事前に感想をいただくということでお願いされているのなら、体調が悪かろうが機嫌が悪かろうが、つまらないでも何でも、「感想を言う」姿勢が大事だと思うのです。その努力もしないで、のらくらと雑談に逃げた春菊さんには、やはりガッカリです。
    もっとビシッと語れる人だと思ってたんですがね。

    今回の企画自体には、満足しています。ありがとうございます。
    今後ともよろしくお願いします。

    2011/12/02 20:19

    ちゃたらーさま、なしかさま、ほか皆様、プロデューサーのマツガエです。12/1昼公演は、大変、残念な思いをさせてしまい申し訳ありません。アフタートークに関しましては、多忙なゲストの皆さまに善意で来ていただいていると言うことから、事前の詳細な打ち合わせに時間を割くことができておりませんでした。内田様に関しましては、体調不良を押しての参加であったとともに、プロデューサーとして僕が内田さんをフォローできていなかったこと、また内田様の心を揺さぶるような公演ができなかったことが大きな問題です。ちゃたら―様、どうかどうか内田春菊さんにがっかりなさらないでください。言葉を発することができなかったというあの状態はお客様にとっては許せない時間であり、われわれ企画者にとっては辛い時間ではありましたが、あれこそが内田春菊さんの嘘の言えぬ率直な反応だったのだと思います。そこから内田さんの言葉をなんとか引っ張り出せなかったのはやはり我々の責任です。今後は皆様のご批判、ご提言を胸により有意義な公演とできますように努力を致します。今回はほんとうにほんとうに申し訳ありませんでした。

    2011/12/02 10:45

    ろばさま
    わざわざコメントすみません。
    謝っていただいてすみません。
    昨日はそのあと隣駅の「高円寺麦酒酒房」であまりに美味しいビールをいただき、へべれけになって帰ってその勢いでぶつけたので、今読んだら関係者の皆様にも失礼なこと書いていました。
    こちらこそ、申し訳ありませんです。
    内田春菊さんにガッカリしただけです。

    2011/12/02 09:04

    なしかさん、こんにちはーvv
    同じ回を見ていたんですね。偶然!!
    なしかさんの感想も、まさに「そうそう」って感じで、嬉しいです。
    (私の席(G列)でもゴングはうるさかったから、前の方の席だとさぞや・・・でしたね)

    お客は全部関係者発言では、私も「舐めてんのか」と思いましたよ。失礼ですよね。
    それ以外にも失礼な場面は多々ありましたが。
    ホントに滅多にない経験でした。

    またどこかで御一緒するかもですね。よろしくお願いします。

    2011/12/02 09:00

    たいへん申し訳ありませんでした。事前打ち合わせはしております。
    作品の感想をいただくということで、プロデューサーからメール等も
    いっております。
    体調もお悪かったのだと思いますが、
    こちらもなにも手が打てず申し訳ありませんでした。

    2011/12/02 02:13

    私も同じ回を見ました。アフタートークの件は私も同意見です。初っ端「「お客はみんな関係者?」って発言から、あれ?関係者じゃないけど見に来た自分の立場は?プロデューサー壇上いるなら即効でフォロー入れろや、って思っちゃいました。もうちょっと中身についての話が聞きたかったんですが‥。
    前方席にいたのですが、後ろで物音がする度に「私も出ていきたい‥」と何度思った事か。あんなに緊張を強いられたアフタートークも滅多にない出来事でした。二度と経験したくないけど。

    2011/12/02 00:38

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