FICTION 05 (フィクション ファイブ) 公演情報 マグズサムズ「FICTION 05 (フィクション ファイブ)」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    逆境から
    チケットプレゼントにて鑑賞。

    わかりやすくて気軽に楽しめる作品。

    ネタバレBOX

    ハードボイルドな作風の小説家・竹藪(猿渡亮太)は、連載4本抱えているも、最近はスランプ気味。友人からもらった願いの叶う「栄養剤」で妄想のゴーストライター・シコースキー(笠野哲平)を呼び出し、爆発的に人気作家になる。しかし、虚構であるはずのシコースキーに殺され、立場が逆転。シコースキーが現実の、竹藪が虚構の住人になる。妄想な存在になった竹藪は、自身の作品の主人公の五反田鮫(AKKY)ら4人の協力を得て、シコースキーを倒し、締め切りに追われる前の生活に戻る。
    基本、コメディテイストなのだが、シコースキーの野心や竹藪の(純粋な)作家魂、竹藪と五反田鮫らとの関係性もしっかり描き、中身のある舞台になっている。特に、妄想世界にシコースキーを呼び出し、決着をつけるまでは、少年マンガ的なノリもあって楽しく見ていられた。
    爆笑ってとこはなかったけども、笑える箇所もしっかり用意されていた。

    編集者・西川役の泉の声が良かった(前回のバスガイド声も良かったけど)。同じ編集者・中田役の花岡もかわいかった。なにげにアシスタント役の鈴木がホモでボケ役で面白かった。ジャック馬場役の勝山も、コメディしてて良かった。あと、キモイ編集者役の水澤もイイキャラを上手く演じてたと思う。

    ラスト、妥協案を提示したシコースキーの逆側にハードボイルドがあるんだろうなと。

    0

    2011/11/27 23:46

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大