満足度★★★★
阿佐ヶ谷でミニミニ宝塚を観た
私事から入って恐縮ですが、かつてヅカオタクでした。
一番夢中になっていたのは、一路さんがまだ万輝と名乗っていたころです。毎日見て毎日手紙入れてました。
そこから数えるとヅカ観劇歴は四半世紀を軽く超えます。
そんな私なので、宝塚風の劇団にはむしろ厳しい目で観てしまいます。
この劇団については、とにかくヒロインが娘役っぽくないんです。歌は上手いんですが、歌の上手さにあとは全て目をつむってと言わんばかりです。
トップ娘役なんだから!メイクが男役に負けてちゃダメ!!
いや、宝塚じゃないし・・・と言うのなら、逆に男性陣の化粧をヅカ風にするのをやめてください。見ていてバランスが悪いのです。
しかし、三廻部さんはもろに男役演技でしたね。歌った後の、キッとにらみあげる立ち姿とか、思わず拍手を送りたくなりました。
そう宝塚だと曲ごとに拍手があるのですが、それが無いので逆に違和感ありました。唯一、客席から拍手があったのは、そういう場面だったからというのもありますが、柳井久実さんだけ。
歌は皆、上手でした。
特に柳井久実さんと福原悠理亜さんのデュエットは迫力ありました。
木下祐香さんの歌声も素敵でした。
オリジナルの楽曲も、ところどころ聞いたことあるなーという感じは受けましたが、ミュージカルらしくて良かったです。
個人的に飯田能理子さんの作られた曲が好きです。
あと夏織さんの「縁」は耳に残ります。パンフレットに歌詞を乗せたのは良いですね。
ストーリーははっきり言ってありきたりですが、宝塚だと思えばこんなものです。ヅカの楽しみは、ストーリーじゃありません。
機会があれば、また観たい劇団です。
2011/11/30 10:04
2011/11/30 02:50
コメントありがとうございます。
なんか、いま読み返すと失礼なこと書いててすみません(汗)
観終わった後の興奮のままに書くので。
それだけ正直な感想なんですが。って、フォローになってない。
またぜひ、違う舞台でも福原さんの歌声を聞かせてください。