満足度★★★★★
ムーラン・ルージュ的な・・
今回の公演を観ていて、自分も木の枝を持って舞台上を
他の観客と一緒に走りながら、
昭和初期に同じ新宿の、ムーラン・ルージュで上演されていた
自分の大好きな戯曲
「春と盗ッ人たち」(山田寿夫)を思い出していました。
(↑大衆芸能資料集成第十巻より)
戦時中の話なのにこんなにも朗らかに演出しているので、
「春と盗ッ人たち」の、戦時中なのに
仇討を朗らかに笑い飛ばした
柔らかさに似ているな、と、思ったのかもしれません。
恵比寿でも公演しますが、必ず新宿に戻ってくるところといい、
なんだか、際物に見えて新宿ムーラン・ルージュ的な
健やかさを持ち合わせていて
・・いや、やっぱなんかイイですね、こういうの(笑