業に向かって唾を吐く 公演情報 elePHANTMoon「業に向かって唾を吐く」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★


    好みが別れると思いました。
    人々の心の弱さ脆さや何を欲しているのかを、怖いくらい炙り出してくる物語でしたが、描写が過激過ぎて・・・役者さんは、皆様、力量のある方は゛かりでした。

    ネタバレBOX

    生徒の成績上がって品行方正になった理由は、どうやら宗教らしい。
    その宗教は、在家やら修行やら怪しい。浄化の儀式が異様過ぎて、ドン引きしちゃいました。教団の教祖的女性が、俵型のおにぎりのようなのを、噛んで吐き出したものを、教団側の人間や信者も食べる姿は、、、役者さんも、ご苦労の多い仕事と、覚めて見てしまいました。
    作品上意味が違うとはいえ、そんなシーンが3回もあると・・・最初に3人が食べた姿を見てるので、噛んではき出したものを、手渡すだけでも、想像つくと思います。
    当たり前のように無表情だったり、ありがたそうだったりと、役者さんって、本当に凄い!

    そんな教団も、最初から詐欺目的とはいえ、トップの男女も心の闇を抱えていた。
    信者らも、自分を変えたいとか、どうにもならないから、何かに、すがりたいと思ってしまう心理の一例だと思いました。人が人を求める姿って、真実であるだけに、怖さも感じました。

    一番まともだと思っていた教師も、新薬認可の為とはいえ、犯罪に手を貸す事に。ある意味どんでん返し的な、面白さは、あった。

    作品上は宗教団体を一例としていたが、学校や会社等の枠組みに、はめられたくないと思い飛び出ても、枠組みに囲まれる安心感を求めてしまう人間心裏を感じました。

    嫌悪感もあったが、後味は、あまり悪くなく、むしろ、人の心裏を見抜いてる感の方が、強く感じた、ちょっと不思議感でした。

    特に惹き付けられたのは、伊藤毅さん、永山智啓さん、中村真沙海さん

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    2011/11/17 01:14

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