満足度★★★★★
推薦したくて、こりっち登録しました
どうしてもたくさんのひとに推薦したい公演だったので、初めてこりっちに登録することにしました。この日、フラッと立ち寄って体験したおぼんろは、衝撃的なものでした。他の方が書いているレビューにもあるように、その演出方法はとても斬新です。斬新ですが、決して過激なわけでもないし、アナログな手法です。だって、俳優さんたち(主宰の方は、語り部と名付けていました)と、わたしたち(主宰の方は、参加者と名付けていました)だけで物語を紡ぐというのです。参加者は想像力をもって、様々な場所へと連れられていきます。
個人的には、森へ足を踏み入れたときに、ゾクゾクとしたものを感じました。まるで自分の足元が腐葉土のような気がして、ひんやり感じたほどです。こんな体験、ほかのどんな場所でできるというのでしょう。「このスタイルは、日本のスタンダードになるでしょう」とカーテンコールでみなさんはおっしゃっていたけれど、わたしは、その夢に乗っかってみたいと思いました。この公演、心の底から、お薦めです。切なくて、美しくて、涙が流れます。昨晩から何度も、目を閉じては思い出しています。
2011/11/03 13:51
2011/10/26 09:54
まさにまさしく、みんなで創った作品です。「足元の腐葉土のイメージ」は、実は俺も物語の最中に感じていたものでした。不思議・・・・。仕込み日には、ずいぶんとカラッとしたイメージだった劇場内が、千秋楽には、もりであるとか、海であるとか、マーブル状の夢幻の世界におもえたものでした。
推薦いただけたこと、本当に嬉しく思います。お陰様で、公演期間中、続々と「クチコミを聞いて、来てみました」という方にご来場いただくことができて、ああ、本当に心から、うれしかったのでした。どうやって、みなさんに出会うか、常日頃思い悩む我々です。出会いは宝物。心の底からそう思います。
我々一同、これからも必死で物語りをご用意させていただいてお待ちしております。
どうぞ、完成させるべく、今後ともご参加いただければと思います。
感謝のうちに。
キンキラキンのラブをあなたに。
たくま