狼少年ニ星屑ヲ 総動員数773人! 公演情報 おぼんろ「狼少年ニ星屑ヲ 総動員数773人!」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    狼少年たちの悲しい物語。
    靴を脱いで会場に入って座布団の置かれた床に座ってドリンクを飲みながら観劇します。前後左右、中央の通路が舞台となり会場全体で物語が語られます。役者がすぐそこで臨場感あふれる芝居でした。

    末原さんの前説は長めでしたが、語り口や一体感の醸成の仕方が良かったと思います。観客を参加者にするために効果的だと思いました。

    役者の皆さんもそれぞれの個性が出ていて楽しく見ることができました。

    ネタバレBOX

    たとえどんなに絶望的と思える状況に置かれても、自分を見失わずリンペイのように生きたいですね。

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    その村に居ては幸せもいいことも何もない。海の向こうに希望があり、皆が海を渡ってその村を出ていくことを望んでいた。

    村を出るチャンスは一生に一度、25歳の時に3つの条件を満たしている事。海を渡る船賃を持っていること、村人に信頼されていること、村の悲しみを一つ減らすこと。そのチャンスを逃せば一生村を出ることができない。

    村に残っているのは、村を出ることが出来なかっただめな大人と捨てられた子供ばかり。いつも腹をすかしている孤児のタクマ、リンペイ、リョウイチは村を出ること誓うのだった。

    村を出ることが目的となっていたタクマは形だけでも3つの条件を満たすために、老婆の面倒を見ているふりをし、親友のリンペイを盗賊として売り渡してしまう。

    一方幸せは村の外ではなくここにあることに気付いたリンペイは、村を出ても希望を見いだせず村に戻って盗賊となったリョウイチをかばい、村を出ることをひたすら望むタクマに気遣いをする。またタクマに虐げられていた老婆の一年に一度の楽しみに応えてあげていたのであった。

    後になってリンペイの心遣いを知ったタクマは愕然とし、自らの行動を改めようとする。

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    2011/10/26 09:24

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  • >人間が集まるときの、超常的なエネルギー。ゾクゾクします。
    本当にそうですね。先日も一体感があってとても良かったですよ。

    773人の動員もおめでとうございます! 素晴らしいことだと思います。

    次も観に行きますよ。

    2011/11/03 15:53

    ご来場、そしてうれしいコメントありがとうございます!

    ご来場いただいた皆様からいただくご協力で初めて完成する公演、いつもワクワクしながら開幕し、泣きそうなくらいの感謝とともにカーテンコールに行きつきます。なんなのでしょうね、あの、人間が集まるときの、超常的なエネルギー。ゾクゾクします。

    前説の長さを、仲間たちに指摘されながら、どうしても、参加者を前にするとしゃべりたいことがあまりにたくさんで、もう、楽しくて楽しくて、ついつい、長話をしてしまう、まったく、「井戸端じゃないんだから!」というほどに饒舌な僕でした。

    僕以外の4人の語り部も、本当に素敵だったでしょう??
    もう、みんな本当に大好きで、自慢したくて仕方ない自分がいたりもします。全員、僕からみたら大の先輩で、様々な教えを乞うている日常なんです。

    これからも、心を込めて物語りを紡いでいきたいと思います。
    どうぞまたご参加いただけますと幸いに思います。


    キンキラキンのラブをあなたに。
    感謝のうちに。


    たくま

    2011/11/03 13:40

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